AOTCA(アジア・オセアニアタックスコンサルタント協会:池田隼啓会長)は2015年10月14日から16日まで、リーガロイヤルホテル及びグランキューブ大阪において、大阪会議2015を開催した。国外から286人、国内から300人が参加し、専門委員会、役員会、監事会、定時総会の他、3つの講演、5つのセッションによるインターナショナル・タックス・カンファレンスが開催され、成功裏に終了した。

 

 カンファレンスは全て英語で行われ、OECD租税委員会議長の浅川雅嗣氏(財務省財務官)による「OECDのBEPSプロジェクト」の他、パリ第二大学教授ギィ・ジェスト氏による「BEPS行動計画と租税条約」、日税連租税教育推進部長富村将之氏が参加した「税務専門家による租税教育の取組み」など多彩なテーマが設定された(別紙プログラム参照)。

 開催中の15日には、AOTCAとCFE(ヨーロッパ税務連合)で構成する「タックスアドバイザーの協力によるグローバルフォーラム」にWAUTI(西アフリカ租税連合)が正式加入する調印式も行われた。

 来年は10月5日から8日まで、香港にて開催される。

 

 

 

 

2015年AOTCA大阪会議

インターナショナル・タックス・カンファレンス プログラム